2019/01/22 08:21
おはようございます。
SHINTARO COFFEEのSHINTAROです!
最近コーヒーが注目される機会が増え、コーヒー豆の焙煎所やカフェが増えてきました。
それに伴って、豆を購入し自宅で挽いてコーヒーを淹れる方も増えてきているようです。
そんな中よく聞くのがこんな声。
「自宅だとうまく淹れられない...」
飲んでみると確かに店で飲んだ味と違う。
何故なんでしょう?
今日はそんな疑問の一つの原因である
『コーヒー豆の挽き方』
についてお話ししていきます。
そもそも自宅でコーヒーを淹れるときにどんな流れでやっているかを考えてみてください。
①豆の量を測る
②豆を挽いて粉にする
③ドリッパーに入れる
④お湯を注ぐ
⑤カップに注ぐ
実はこの一つ一つに味を少しだけ変えるポイントがあり、そのポイントさえ掴んでしまえばカフェで飲んだコーヒーの再現は簡単にできるんです。
今日はその中でも味に影響するポイント、
②豆を挽いて粉にする
部分についてのお話です。
※もちろん他のポイントについても別の記事で扱っていきますね!
(左から細挽き、中挽き、粗挽き)
コーヒー豆を挽いて粉にする工程。
実は後にお湯を注いだときにコーヒーとお湯の接する面積を増やすために行ないます。
コーヒー豆だと小さかった表面積を粉にして増やし、粉とお湯の触れる部分を増やすことで、豆の成分を最大限お湯に抽出しているのです。
想像してみてください。
コーヒー豆を挽かずに豆のままお湯を通したとき、うすーい茶色のお湯ができるのを(笑)
同じ量粉にしてお湯を通すともう少し濃く出そうではありませんか?
要するにお湯にどれだけ粉を触れさせるか?
そこが最大のポイントです。
なので細かくすればするほど豆の成分が出ますし、荒くすればするほど豆の成分は薄くなります。
一般的にエスプレッソの粉はとても細かく挽いてあり、濃いコーヒーが抽出されます。
逆に香りを楽しみたいコーヒーなどはちょっと荒く挽いて香りを邪魔する成分を抽出させないようにしたりします。
まずは中挽きと言われる下の写真くらいの粉粒を目安に挽いてみてください。
大きさの目安はザラメとグラニュー糖の間くらい。
この大きさは濃すぎず薄すぎず。
万能な大きさです。
今日飲んでみて「薄いな」と感じたら明日は少し細かくしましょう。「濃いな」と感じたら少し荒くしましょう。
持っているミルの挽き目を覚えておけば、いつでも美味しいコーヒーが抽出できますよ!
あなたのちょうどいい粉の大きさはどのくらいでしょうか。