おはようございます。
SHINTARO COFFEEのSHINTAROです!
先日質問を募集したところ、こんなご質問をいただきました。
『200gなど飲みきるまで美味しさを保つ秘訣はありますか?』
一回のコーヒータイムでコーヒーカップ2杯分(260ml)を抽出するとして、それに利用する豆は約20グラム。。そう毎朝淹れてられないから3日に一回くらいとすると…
200g飲みきるのに約1ヶ月。
週末だけの方は2ヶ月くらいかかりますでしょうか?
焙煎した豆は時間がたつと段々と香りが弱くなったり、嫌な酸味がでてきます。購入した豆を忘れてしまい、久々に淹れてみたコーヒーがあんまり美味しくない...なんてことはありませんか?
なぜコーヒーは時間が経つと香りが弱くなったり嫌な酸味が出てきてしまうのでしょうか?
その答えはコーヒー豆に含まれる油分と酸素が結びつくときに起こる『酸化』という変化によって起こります。
要するに『酸化』という変化がなるべく起こらないようにうまく保存してあげることで、焼いた時の香りを長く保つことができるのです。
本日は家庭でできる具体的な方法をお伝えしますね!
①空気と触れないよう保存しましょう
先ほど書いたように酸化は酸素と触れることで起こる変化です。もちろん私たちは酸素を吸って生きていますから、コーヒー豆と酸素を完全に切り離すことはできません。
ならばなるべくたくさんの酸素と触れないようにしよう。ということで、密閉式アルミ袋や密閉式ビニールに保存することは香りの長持ちに繋がります。
SHINTARO COFFEEでは皆さまにお届けしているコーヒーは密閉式アルミ袋に入れておりますので、安心してそのまま保存してくださいね。
②温度・湿度は低い場所で保存しましょう
温度が高かったり、湿度が高かったりしてもやはり酸化が起きやすい条件になります。
夏場にムシムシした暑い部屋に放置されたコーヒーはどんどん劣化してしまいます。
冷蔵庫・冷凍庫は温度も湿度も低く保存に適した場所です。ちょっと場所を取られますがお試しくださいね。
※冷凍庫で保存の場合は、取り出した際に結露によって豆に水分がついてしまうので、取り出して5分くらいしてから使いましょう。
③直射日光が当たらない場所で保存しましょう
また光も酸化を進める一つの原因です。
陽の当たらない場所での保存が理想的です。
この点はアルミ袋で、冷蔵庫保存しておけば問題ありませんね!
ということで、『空気と触れない容器で、温度湿度の低い、光の当たらない場所』に保存しておくことで味の変化を防ぐことができます。
でもやっぱり空気は周りにあるものだし、湿度だってないわけではないし、完全に酸化を防ぐことはできません。
なので私のオススメは都度焼きたてのコーヒー豆を少しづつ購入することです。
2週間くらいで飲みきる量を考えて少しづつ色々な味を試してみるのもいいかもしれませんよ。
あ、でも、何度も買うのも面倒か。。
悩ましいですね笑