2019/04/03 09:13
おはようございます。
SHINTARO COFFEEのSHINTAROです!
皆さんは飲み食いする時、どんなことを考えながら飲んだり食べたりしていますか?
例えば
カレーを食べるとき「辛い」と思ったり、
グレープフルーツジュースを飲んだとき「酸っぱい」と思ったり
チョコレートを食べたとき「甘い」と思ったり
コーヒーを飲んだとき「苦い」と思ったり。
皆さんの舌は、知らず知らずのうちに口に含んだものの「甘酸辛苦」を判断しているのです。
今日は舌について知ることで、食材の「甘酸辛苦」を敏感に感じ取れるように意識してみましょう。
ブラックの缶コーヒーを飲んだことがありますか?
仕事の合間に、テストの勉強中に。
自販機に行けばお手軽に買えるのでよく買ってしまうのは私だけではないはずです。
缶に入ったコーヒーを飲んでみると、しっかりと苦味のある美味しいコーヒーです。
しかしながら、そんな缶コーヒーをいつも自宅で使っているカップに移し替えて飲んでみると‥‥
実はとっても薄いコーヒーへと変わってしまいます。
これはなぜなのでしょうか?
これは舌の構造と缶コーヒーの飲み口に関係しています。
下は舌の構造を図にしたものです。
実は舌は場所によって強く感じる味が異なります。
舌の両端奥は酸味を強く感じ
舌の両端先では辛味を強く感じ
舌の中央奥では苦味を強く感じ
舌の中奥先では甘味を強く感じます。
(※諸説あります)
これで先ほどの缶コーヒーの秘密はお分かりですね。
そうです、缶コーヒーの飲み口は小さく、缶から出たコーヒーはダイレクトに舌中央奥に流し込まれます。
すると薄味であるコーヒーだとしてもしっかり苦味を感じやすい部分に直接あたり、しっかりとした苦味に感じるのです。
確かに舌先で砂糖を舐めてみると甘く感じるような‥‥
コーヒーにおいても豆によって甘味、酸味、苦味の違いがあります。
微妙な違いですが、この違いが感じ取れるようになると
自分の好みを細分化でき、さらにコーヒーを楽しむことができるようになりますよ。
さあ、今日もこれからコーヒーを飲む人は多いと思います。
口に含んだコーヒーを、一度舌で味わって感じてみてはいかがですか?
SHINTARO