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2020/06/02 01:14

前回までは出発前の準備について書いてきましたが、いい加減そろそろ出発します。

出発日2月22日、20:40発のエチオピア航空アディスアベバ(エチオピアの首都)行きに乗って約17時間のフライトです。夜発で韓国の仁川空港を経由する便しかありませんでしたので、最初3時間くらい乗って一度韓国に降り立ちまた14時間です。結構な長旅になるので、今回はビジネスクラスにグレードアップすることにしました。

エチオピア航空のビジネスクラスにアップグレードする仕組みは面白いです。

私ならビジネスクラスに乗るためにいくら出します!という金額をネット上に登録し、前日くらいにアップグレード可否がメールで届きます。どのくらいで入札すれば通るのかはよくわからなかったのですが、$600で入れてみたら無事にアップグレードできました。

なので出発前もこんな豪華なラウンジを利用です笑

2週間も日本食を食べられなくなるので「ラーメン」「おにぎり」を。そして健康管理も大切だということで「生野菜サラダ」「野菜ジュース」をたらふく頂きました。(これらが全部無料ですよ!ビジネスクラスってすごい!)

また、英語ONLYの旅に不安のあった私はこちらのレンタルも忘れません。

Wi-Fi環境が必要ない翻訳機「ili(英語▶︎日本語・英語▶︎日本語の2台)」。一旦ラウンジで自分の日本語が英語にできるかを確かめてみました。

「こんにちは」▶︎「Hello」
「おやすみ」▶︎「Good Night」
「私は寿司が好きです」▶︎「ピロリン(エラー音)」
・・・不安です。

こちらのiliに関して結論から言うとエチオピア滞在中ほぼ使いませんでした。というか全く使えませんでした笑。
ガイドの方とお話しする内容は結構な長文のため、先ほどの「私は寿司が好きです」が訳せないようでは全く使えないのです。一度ガイドがこれを利用して20秒くらいの長文を話してくれた後「ピロリン」が鳴ったときには投げ出しそうになったのは笑い話です。

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さて飛行機に乗りました。席はこんなに素晴らしいスペース。


料理なども素晴らしく満足満足な17時間でした。
さいこー。

エチオピアはコーヒー産業が非常に盛んですから、飛行機のメニューにもコーヒーチェリーの絵がありました。期待が膨らむフライト、エチオピア航空ありがとう!

ふむふむ。。。英語は読めないので雰囲気だけ味わうことにしよう笑

そうこうしている間にエチオピア、見えてきました!

うおーーーーー!!緊張&楽しみで興奮です!


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到着!!

まずは入国手続きを行いますが、私がみた限りでは日本人はいなく韓国人が数人いるかなくらい。結構心細くなりながらもe-Visaを取得していた私は入国手続はすんなりできました。

問題はこの次、日本で両替をしてきたドルをブルというエチオピアの通貨に両替しなければなりません。この両替をいろんな人たちがキャッチしているのです笑

おいおい、到着したばかりだぞ。英語も全然喋れないんだぞ。。。こんな自分に「お前の旅行会社はどこだ?(英語)」と別のアプローチで声をかけてきた小柄な男性がいました。

私「FK エクスプローラー(小声)」
小男「そうかわからないな、みんな知ってるか?(周りのみんな集まってくる)」
周り「しらん。」「しらん。」「しらん。」「しらん。」
小男「わかんないけど多分そこの階段下ったところにいるよ。両替してけよ」
私「・・・」

正直英語できないので、雰囲気で書いてますがジェスチャーでわかる。多分こんなです。
でも、なんとなくブースも用意されている他の人たちよりは信用できそうな感じなのでここで両替しました。(結果真当なレートでしたW)

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さっきの小柄な男に言われた通り階段を降りてみると「SHINTARO」の紙を持っている男の人が。

そう、この方がガイドの「テグゥ」さんです。50歳くらいだと思います。
ゴリゴリのチョーカーつけたような若者が来たらどうしようと思っていたので、非常に安心しました。
真面目なお父さんタイプ。

テグゥは荷物を持って車に案内してくれました。するとそこにいたのはこの方。

ドライバーのグクサ。
会った瞬間から肩を3回ぶつけて「いえーーい」みたいな感じで非常に陽気なフレンドリー、お調子者タイプです。

うん、どちらもいい人そう♪
では早速1日目の目的地、ディッラに向かいましょう。

広大な大地にアカシアの木が生えている。ただただそれだけの道をひたすらに車で進んでいきます。

道中にはロバ・ウシ・ヤギ・イヌなどがすごい数道のいたるところを行き来しており、特にロバは人に引かれて荷物を運んでいて、かなり重そうな丸太を大量に運んだりしています。
また数多くのエチオピア人ともすれ違っていくうちに気がつきました。エチオピアの女性はほっそりした綺麗な方が多い!そしてエチオピアの男性はネックレスゴリゴリのちょっといかつい感じの方が多い!



途中湖の周辺を通りましたが、ここではトマトやポテト、スイカなどをたくさん売っていて、この周辺にも沢山の方が住んでいるようです。家らしき建物をみると藁葺き屋根の家ばかりで電気は明らかに通っていないですが、楽しくワイワイ路上販売をしていました♪


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さて、初日のランチはこちら。
こちらの料理はティブスという、ゴート肉をペッパー・ガーリックなどと一緒に炒めた料理です。

美味い!!!

これだけは言わせていただきたいのですが、エチオピアは料理が不味いなどという方が結構いますが、全然そんなことありません。
インジェラ(写真真ん中のロールされているパン)というのがエチオピアの方の主食なのですが、お味はちょっと酸っぱ目なパン。これがまたこのティブスと一緒に食べると美味しいのです。
ドリンクはコーラ、もしくはコーラを炭酸水で薄めたものをよく飲んでいますね。これがまたサッパリして暖かい陽気に合うんだよな〜。

ランチ後はお目当ての一つでもあった、路上にある簡易的なコーヒーショップへ。

エチオピアでは古くから自宅にお客様が来るときにコーヒーセレモニーと呼ばれる文化があり、コーヒーの焙煎〜ドリンクを提供するところまで数時間かけておもてなしするのですが、路上ではコーヒーセレモニーの簡易版のような形で気軽にコーヒーをいただくことができます。


こんな感じ。
本当にこのような小さな路上コーヒーショップがいたるところにあるのです。ちょっと裏側も見せてもらちゃいました。

この囲炉裏で温めているのはエチオピア特有の抽出器具「ジャバナ」。ここにたっぷりのコーヒー粉を入れてグツグツと煮立たせ、少し寝かせます。すると粉が下に沈んで、その上澄みをカップに淹れていただくのです。※たっぷりのお砂糖とハーブで香りをつけて

お味はこれがまた美味しい!!

正直淹れ方からして「美味しいのか?」と思っていたのですが、コーヒーの香りが結構強くスパイシーなのに加えハーブの爽やかなオレンジのような香りが混ざり合いとっても奥深い味わいになっています。
うーむ、エチオピアのローカルコーヒー侮れない。。。この旅で沢山のローカルコーヒーを飲もう!そう心に誓いました。


さて、衛生面ですが、正直ここまでくるとあまりそんなこと気にしてたら楽しめない!と思い始め気にしなくなりました笑
カップの中に残っている水や、そのカップの洗い方(風呂桶のようなものに水を張って明らかに使い回しの水で洗う)をみると、数時間後に腹痛にならないか?なんて気になりはしたのですが、実際はこの街中にあるコーヒーを何杯飲んでも腹痛などにはなりませんでした。そう思うとなんだか日本の衛生管理はちょっと過多なくらいでおこなっているのだな。なんていうことも思いながらブログを書いています。

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さて、次回はコーヒーの豆を選別・脱穀している脱穀所に行ってみたいと思います。
だんだんと皆様の知らないコーヒーの世界へとお連れできると思います。
お楽しみに。