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2020/06/15 19:30

「興味がありそうなところによってやるよ」


そう言ってデグゥが連れてきてくれた場所はこちら。まだ小さなコーヒーの苗を大量に育てている場所でした。

エチオピアでは自宅の庭でコーヒーを育てていて、それらのコーヒー苗を買うときにはこういった場所に買いに来るのだそうです。僕らが家庭菜園を始めようと思うときにホームセンターでトマトなどの苗を購入するのに似ていますね笑


コーヒーの苗は直射日光に弱いのか、苗の上には藁のようなものでできた屋根があり、その屋根の下で育てていました。苗数にすると何千、何万!この周辺のコーヒー栽培が盛んなのもこの苗数を見ればわかります。

この施設はディッラというエリアにある大学との共同研究をしている場所のようで、品種改良などを進めてより良いコーヒーができるように日々研究に励んでいるようです。
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さて、本日もドライブドライブ♫
なかなか代わり映えしない道ですが、だんだんと窓を開けて鼻歌を歌えるくらいまでには慣れてきました。


ちなみにエチオピアの道路は都心から放射線のように数本大きな道路があるだけ。
その大きな道路はきちんとコンクリートで舗装されているのですが、その大きな道を外れてしまうと土や石がむき出しの凸凹道なので4WDの車でないと進めません。。。圧倒的にトヨタ社が多いエチオピアですが、車種はランドクルーザーなど馬力のありそうな車が多いのもそう言った理由だと思われます。

ドライブも数時間すると次のコーヒー豆脱穀所に場所に到着しました。


おおおーーー、コーヒーチェリーを干してますねーーーー!
凄まじい量のコーヒーチェリーはもう干されてから数週間経っているのかカラカラの状態です。

近くで見るとこんな感じ。もはや石と間違えてしまうほどの風貌です。

と、勝手に色々見学してしまいましたが、おっと、ここにもオーナーがいるので、デグゥさんおなじみの見学交渉をお願いします。
・・・
・・・
・・・なんとここは何も揉めることなく快諾!脱穀マシンも動かしてくれるということで最高のオーナーの方でした!


さて、早速小屋に入ってみましょう。

「す、すげぇ!」

小屋は細い木で複雑に組まれ、その上からトタンでカバーされたものです。その小さいと思っていた小屋の中には想像を絶するほどのコーヒー麻袋の量が積まれていました。


小屋の中はコーヒーの生豆の香りで充満していて、地面にもこぼれたコーヒーチェリーやコーヒー豆がゴロゴロ転がっています。

こちらは品質のチェックをしているのでしょうか。シート上に並べられたコーヒーの豆もありました。

その後ろではガタゴトと大きな音を立てた機械に、乾燥したコーヒーチェリーを投げ込んでいる方がいます!

ナイフで麻袋を切ってガンガン機械に入れていきます。なんとも重労働ですね。
動画にも納めているので彼が一生懸命入れている姿をみてください。この時はここにある麻袋を機械で処理してしまいました。


この投げ込まれたコーヒーチェリーは、果肉の大きさで選別され

その後チェリーの果肉部分を剥ぐために、ベルトコンベアに乗って別の機械にかけられます。

するとチェリーが剥がれたコーヒー豆が殻をかぶった状態で出てくるので、さらにそこからその殻を脱穀する機械に入れてようやくコーヒー焙煎をする前の姿、コーヒーの生豆の状態になります。

できたできた♫もうこの量になってくると一粒や二粒こぼれた程度では何も思いません。辺りには大量のコーヒー豆が落ちた状態で掃除はされていませんでした笑

動画はこちら。


これを永遠と繰り返して生豆の状態のコーヒーを麻袋に詰める作業を行なっているのです。流石にこの作業は力仕事のため女性や子供はいませんでしたが、結構年齢の言っていると思われるおじいさんのような方も作業に参加されていて、この時期の仕事は地域のみんなで乗り切っているのだろうな、と感じました。

最後に記念撮影をパシリ。写真右側の方がこの場所を仕切っているオーナーさんです。(若くてカッコいい。ちなみに真ん中は運転手グクサ)

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いやー、長い1日でした。
イルガチェフェコーヒーがどういった流れで生産されて、加工されているのかを理解できてきました。ただ、この加工されたコーヒーはどのようにして日本の商社が買い取っているのか?その辺りのことはまだつかめていません。

次回はエチオピアのコーヒーが品質高く輸出できている秘密を探りに行ってみたいと思います!!
お楽しみに!

SHINTARO