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2020/08/21 19:00


いやー、暑い毎日ですがハラールのコーヒーは体に沁みますねぇ。本日もゴリゴリスパイシーなハラールコーヒーを路上で飲みながらエチオピアの優雅な1日は始まります。


こぼれてるじゃねえか!


…いえいえ、これはわざとこぼれるくらいたくさん入れているんです。エチオピアの人はとっても優しい方々。これがマナーなんですね。

ちょっと気になる方もいると思うので路上で開かれているカフェがどんなものなのか簡単にみてみましょう。
それがこちら。

こんな感じで可愛いカフェが町のいたるところで開かれています。ほぼ女性の方が店番しているケースが多いですかね。

その周りにプラスチックのベンチなんかが置かれてワイワイみんなで喋りながら「お茶」ならぬ「コーヒー」をしています。

①左手前にあるお花:これは綺麗だから飾っているわけではなく、ティナダム(日本名ヘンルーダ)というハーブでコーヒーに混ぜて香りを楽しむものです。実際に噛んでみるとレモンのような柑橘系の爽やかな香りがします。これがスパイシーな濃いコーヒーに合う!!

②右手前にある炭:これはお香を焚くための炭です。インセンスという独特の香りがするお香を焚いてとってもエキゾチックな雰囲気に包んでくれます。

③右奥のオレンジの筒:大量のお砂糖です。エチオピアの人はがっつり砂糖を入れてティナダムでかき混ぜて飲みます。

④カップ:ちょっとした絵が描かれたおちょこのようなカップが一般的です。どのカフェでもこれで提供してくれました。

と、いうわけで…本日もハラールです!!!
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さて、本日はハラールの山奥でコーヒーを庭に植えて暮らしている集落に訪れます。

道中の写真です。周りに植えられているのはコーヒーではなくチャットと呼ばれる麻薬。コーヒーよりも簡単に、そしてたくさん売れるチャット栽培がどうしても主流になってしまうんですよね。

そんなこんなで30分ほど。
集落に到着です。

ジープに乗った日本人が来た!ということで子供達が出迎えてくれました!

ライチみたいな果物を持った少年、とってもいい笑顔ですね笑

私が歩くとみんなついてきます。ワイワイしながら早速コーヒーを植えている場所に連れて行ってくれました。

みていただくとわかる通り、ここのコーヒーの木は非常に高くに植えられていて、オトナの背丈でも上の方になっている実は収穫できないくらいの高さでした。

ただ規則正しく並んだ木からは数週間前まではよくコーヒーチェリーが採れていたようで、その時摘んだコーヒー豆を見せてくれました。



手前の黒っぽい方がナチュラル精製(チェリーをそのまま太陽の下で乾かす処理)のコーヒー。
奥の白っぽい方がウォッシュド(果肉部分を水を使って除去する処理)のコーヒーです。

どちらもよくできているコーヒーです。

木にもわずかにチェリーが残っていたので、さっきのライチの少年がとってくれました。
幸運にもピーベリーー!!これは何かいいことがありそう♬


ハラールのコーヒーは、ハラールの町から少し離れた山の部分で採れるコーヒーが多いみたいです。
ではそのハラールで採れたコーヒー豆、これはまだ焼いていない生豆ですが、ローストしている現場も見に行ってみましょう。

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一度山を下り、腹ペコになった私を待っていたのは!!!


YES!!!! PIZZA!!!!
もちろんお供はコーヒーではなくコーラに炭酸水を混ぜたチョイ薄コーラ!(ガイドと私の中で流行っていた)

いやー、エチオピア料理うまいですよ。
最高に美味しいですよ。
でもどうしても日本で食べ馴染んだ味を食べたくなるんですよ。(夜中こっそり日本から持参したカップラーメンを食べたのは内緒)

しかもこの昼食時はガイドが気を使ってくれたのか一人にしてくれたのでなんだかゆっくりとした時間を過ごすことができました。

食後にはこちら。

いやー、清潔感MAX!このレストラン周辺ほんといいわー。(ハラール行く人は要チェック、ラスホテルの周辺です)

さあ、お腹も満たしたところでロースト現場に向かいましょー!
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街中を歩いて向かいます。
所々でおじさんが犬と一緒に寝ていたり…若干匂いが…

一番ひどかったのはジーパンの股間の部分だけ破れていたおじさんが、目的地の焙煎所前で寝ていたことでした笑
そろりそろりとそのおじさんと横にいたロバを避けながら。。。

なんとか到着!

ハラール焙煎所に潜入です。

【NURE ROASTED HARAR COFFEE】(ニューレ ローステッド ハラール コーヒー)
本当に家々に挟まれた場所に突然、ポツンとある焙煎所でした。

ロースターの皆さん興味出てきましたか?笑
まず入って目につくのが大きな二つの焙煎機。


街中にある焙煎所だからか、正直驚きましたが消煙装置がついた大きな焙煎機が2台置いてありました。
いずれの焙煎機も「TOPPER」という初めて聞くメーカーの焙煎機。

そしてその横には大量の焙煎された豆が置かれていました。

いや、この量すごくね?
この袋に入ったコーヒーが何十袋もありました。

この豆たちはこちらのミルで挽かれるのでしょう。

このミルで挽いたものが箱に入り袋詰めされるのです。

完成!!

このコーヒーは私が自宅用に買って行ったのですが、自宅で飲んでみると引目は「極細挽き」どうやってもドリップではうまく入れることができませんでした。
エチオピアの方達はジャバナという陶器の抽出器具の中で粉を煮立ててコーヒーを作るのですがかなり細かい粒度で、かつ焙煎度合もだいぶ深めに煎っているのだなあと勉強になった1日でした。

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本日のお宿はこちら。
うーん、ハラール最高♬(ただしシャワーはチョロチョロの水しか出ない)



ぐっすり眠れそうです。

SHINTARO